<<最近の日記

 

10月△日
 引っ越し当日。朝から引っ越し先の新居へ。息子はまだ家具も置かれていない広々とした部屋を、ハイハイであっちへ行ったりこっちへ行ったりご機嫌な様子。
 9時になると引っ越し業者が到着。続々と段ボールが運び込まれ、あっという間に家の中が段ボールで埋め尽くされた。膨大な段ボールの山を片すのは面倒で、本来ならちょっとずつ時間をかけて作業したいところだが、息子を段ボールが山積みになった部屋で過ごさせるのは危険すぎる。私と妻で急いで片づけることにした。一人が息子を見ている間にもう一人が片づける連係プレーで何とか3人が寝られるぐらいのスペースを昼前には確保できた😌
片づけに育児に買い物に保育園の見学に引っ越し後の様々な手続きと、やることがてんこ盛りで頭が痛くなるが、弱音を吐いていてもしょうがない。快適な住環境のために今は頑張り時だ💨
 新居には、お風呂に追い焚き機能が付いている♨️前の家には追い焚きはなく、1人目(妻と息子)が入った後は湯船がぬるくなっていて、2人目(私)はお湯を足しながら入るという辛い状況におかれていた。今回からはお湯を足さないでも暖かいお風呂に入れると喜んでいたら、新居がプロパンガスだと判明。節約のため、洗い物はできるかぎり冷水でやる決まりになった(夜の溜まった洗い物は私の担当)\(^o^)/
 得るものもあれば失う物もある。人生なかなか上手くいかないものだ。 

 

 

10月◯日
 東京から私の実家近くの神奈川へ引っ越すことになった🚚💨保育園の申込みが10月から始まるため、今がそのタイミングとなったわけだ。これを逃して別の地域へ引っ越すと途中入園となり、希望の園に入ることが難しくなる。
 引っ越し前日。荷物の運び出しには私が立ち会い、妻と息子は一足先に実家に行って一泊する予定になっていた。運び出し作業は夜までかかり、それを見届けた後、私も実家に向かうことにした。時刻は20時過ぎ。久々の実家だけど可愛がってもらってるかな? 今頃お風呂かな? 何となくワクワクしながら実家に急いだ。
 家まであと数メートルになった時、家の方角から聞き慣れた「ア゛ーーーー!」と泣き叫ぶ声が外まで聞こえてきた。ダメだったか…💧ドアを開けると、ソファの上で全裸の息子が暴れていた。仰向けにされた状態からなんとかうつ伏せになろうと体を無理やり左右に捻っている。それを押さえつけながら祖父母が2人がかりでおむつを履かせようとしていた。私の「ただいま」は息子の泣き叫ぶ声と祖母の「しっかり押さえて!」という大声にかき消された。
 平日は妻が息子を風呂に入れ、私が風呂上がりの着替えを担当している。息子が着替えを嫌がるのはいつものことなのだが、側からみると、なぜそんなに仰向けが嫌なのか謎すぎて笑ってしまった(寝も時も必ずうつ伏せ)。最近は嫌がる息子のために、うつ伏せでも履かせることができるパンツタイプのオムツを買った。テープタイプのオムツはまだ山のようにストックがある。それがなくなるまで息子との格闘は続く😤

 

 

9月◯日
 息子はもう少しで10ヵ月。次第に体力がついてきて、朝の6時には目を覚まし、暗い部屋のなかでモソモソと活動を開始する。そんななかで偉いなと思うのは、私と妻を起こそうと大声をだしたり、のしかかってくることは稀で、薄暗い部屋の中で一人遊びをすることにとどめてくれていることだ。
 ただ、少し厄介なこともある。寝室にはさまざまな子ども用品が置いてあるが、それが息子にとって格好のおもちゃとなる。ここ最近はオムツがお気に入りのようで、ケースの中から1枚1枚オムツを抜き取り、眺めてから思いきり投げ捨てる遊びがマイブーム😅じっくり眺めてから放りなげることから、我が家ではこれを「オムツの検品」と呼んでいる。目が覚めて散乱したオムツをケースに戻す作業から私の朝は始まる。
 8月から離乳食も3回になり、大人顔負けのウンチをするようになった💩💩もし、オツムに不備があったら大惨事になる。私たちが寝ている間にオムツの状態を調べてくれる親孝行な息子に感謝😉💧

 


8月△日
「イタタタタタ!」授乳中に妻が大きな声をあげた。どうやら息子が歯を立てて乳首を噛んだらしい。痛さと怒っても伝わらない苛立ちでジタバタしていた。
9ヶ月にもなると息子の歯はだんだんと生え始め、なかでも下の前歯は長く鋭く、一見するとハムスターの口元にそっくりだ🐹歯が生え始めたことにより噛むことへの興味が増し、何でもかんでも噛んで感触を確かめたいようなのだ。乳首もその一つで、お腹が空いてないと噛んで遊び出す。息子にとっては遊んでいるつもりでも妻にとっては一大事で、最近は離乳食をあげて満腹になった後は無理に授乳しないことに決めている。
母乳をあげるだけでも大変だ、なんて他人事のように思っていた私にも先日、悲劇は起こった。何時ものように息子を抱っこして遊んでいると頭を胸元にグリグリ押しつけてきた。甘えてるのか!? 可愛いやつだな😊なんて思った矢先、乳首に激痛が走った。「イダダダダダダ!」胸元を見るとシャツの上から乳首にかじりついていた。あまりにも痛すぎて変な声がでてしまった。息子は私の反応が面白かったらしくケラケラ笑っているが、私はそれどころではない。シャツをめくって乳首がちゃんと付いていることを確認してほっとした。
調べてみると、この時期に乳児に乳首を噛まれることはよくあることらしく、世のお母さんたちは噛まれないように日々工夫しているらしい。母親の大変さを身をもって知った💧

 

8月○日
夏休みに家族3人で葛西臨海公園の水族館に行った🐟8ヶ月の息子が海の生き物に興味をもってくれるのか分からなかったが、大きな声で騒いでも大丈夫だろうと行ってみることにした。
水族館に着くと、チケット売り場の横で巨大なマグロを背景に記念撮影のサービスをしていた📸お金を払えば背景付きのフレームが付いた写真がもらえるらしい。さっそく3人で撮影をお願いした。撮影の最中、次に順番待ちをしているであろうお姉さんグループがこちらを見て可愛いぃ~! と言っているのが聞こえてくる。私のことではないのだろうがここ最近で一番嬉しかった。
館内に入るとたくさんの海の生き物がいた。息子を抱っこして水槽に近づけると興味深そうに魚たちを見つめている。なかでも水槽の中を我が物顔で泳ぐウツボには釘付けの様子。海の生き物にこんなに興味を持ってくれるとは連れてきたかいがあったようだ😀
帰りに売店に寄った。店内にあったメンダコのぬいぐるみを顔に近づけると声を出してキャッキャとはしゃぐので妻が3000円を即決で購入。家に帰ってメンダコを近づけるとやはりキャッキャと嬉しそうに笑う。息子の新たなお気に入りできたようで3000円の価値はあったようだ。将来は第二のさかなクンになるかも!? ギョギョギョ🐠

 

 

2022年7月△日
妻、息子、私、一日おきに続けて発熱。家族3人揃ってコロナに感染してしまった。
39℃の発熱と寒気の症状は辛かったが、一番やっかいだったことは病院に電話が繫がらなかったことだ。
乳児はもともとが基礎体温が高いこともあるが、体調が悪そうな息子の熱は40℃に達していた。鼻水を垂らしながらいつもと違う元気のない声で泣く様は可愛そうでたまらない。
とにかく小児科に連れて行こうと開院時間に合わせて電話をかけた。しかし、何度かけても話し中で繫がらない。妻と2人がかりで一時間近くかけ続けてやっと繫がったと思ったら「受付は終了しました」。午後も同じで予約を取ることができなかった。
家では高熱を出している息子をどう処置したら良いの分からず右往左往。藁をもつかむ思いで担当の助産師さんに電話。頭と背中を冷やして安静にさせるようアドバイスをもらった。
結局、息子の体調は一日で回復(驚異の回復力😳)。前日まで40度あったのが嘘のように、構ってくれと朝6時前から勢いよく私達のお腹にのしかかってくる。
私と妻は体調が良くなるまでに4日ほどかかり、ふらふらになりながらパワフルな息子を交代であやし続けた。

 

 

2022年7月◯日
離乳食を突然食べなくなった。今までは出されたものなら何でも食べてくれていたのだが、最近はスプーンを口元に持っていっても顔を左右に振っていらないアピールをする。さらにスプーンを掴んで振り回し、食べ物をまき散らしながらニヤニヤと満足げな表情を浮かべる有様💧平日の朝夕、無駄になると分かっていて用意する妻も疲労困憊気味だ。
大きくなるためにはなんとか食べてもらわなければ! いろいろ試してみると、バナナなら食べてくれることが判明🍌どうやら甘いものならOKらしい(子ども用ヨーグルトも食べてくれた)。毎回バナナだけでは栄養素が不足するため、いろいろ混ぜて与えることにしている。
おかゆ、そうめん、豆腐、ほうれんそう、鳥のささみ、納豆、白身魚……。可哀想だが、栄養を考えるとバナナに合う、合わないを考えてはいられない。バナナを多めに入れてなるべく味は主役になるように調整しているものの、なかなかグロテスクな見た目の一品ができあがることも。このドロドロした液体を食べてくれるのかたまに不安になるが、息子はバナナが入っていれば満足なようで勢いよく食べてくれる(バナナおそるべし😲)。息子の味覚がおかしくならないことを祈りながら、これからもバナナ生活は続く。

 

 

2022年6月△日
妻の妹の結婚式があるため、3人で東京から長野へ🚄長野には妻の親族一同が住んでいて、息子が生まれてからは3度目の帰省になる。
楽しみだったが不安もあった。6ヶ月の息子は、まだ喋ることはできないものの「アーーー!」とか「キャーーー!」とか「キィィィィィ!」と甲高い声で叫ぶのが大好きなのだ。ここ最近は家でも外でも四六時中、叫びまくっている。式の最中にこれが始まったらすぐに連れ出そうと席の端を陣取った。
式が始まった直後、大きな演奏に興奮したのか「ア゛ーーー!」と、いきなり全力の奇声をあげる息子。ヤバい! と思って連れ出そうかと妻と顔を見合わせたが、叫びはひと声でおさまり、楽器を珍しそうにジーっと眺めて何事もなかったように落ち着いた様子。その後もチャペルの中で大きな演奏が流れ続けているため、大丈夫かなと思ってチラッと顔を見てみると、すでにいびきをかきながらぐっすり眠っていた。式や披露宴は順調に進み、料理をゆっくり食べるのは無理だろうと考えていたのが嘘のように、息子は終始機嫌良く大人しかった(なんてできた子!)。
義姉の息子(4歳)とも初対面。息子のことをよく笑わせてくれてとても感心した。息子ももう少し大きくなったら、こんなに頼もしいお兄ちゃんになる時がくるのだろうか😄

 

 

2022年6月◯日
そんなこんなで息子は現在、生後6カ月。体重も2倍以上になり、すくすくと育っている。
生まれるまではなかなか実感がわかず、自分が子育てする姿など想像もできなかったが、今ではすっかり父親の役目をこなしている(と思う)。

赤ちゃんの成長スピードはとても早く、毎月できることがどんどん増えていく。生後6カ月になると離乳食という大人になるためには欠かせない訓練が始まる。息子にも母乳と粉ミルクだけの液体生活から卒業する時期がきたのである。
初めての離乳食は10倍粥から。その名の通り、お米を10倍に薄めたお粥だ。初めてミルク以外の食べ物を口にするので、粒が残らないよう丁寧にすり潰していく。すり鉢で試みたものの、粒がうまく潰せずに苦労する。ようやく完成し、ちゃんと食べてくれるかどきどきしながらスプーンを口元に近づけてみる。何でもかんでも口に入れてしゃぶりだす息子の習性からか、パクリ! と勢いよく口に含んでくれた。口に入れて!?の表情で一瞬固まった後、うげぇ…という表情に変わり、何すんだよ~というようなウルウルした目でこちらを見つめてくるので妻と笑ってしまった。それでも時間をかけながら、まるで苦い薬を飲み込むようにゴクリと飲み込んだ(そんなに不味いか……)。ぼくも試しに10倍粥を一口食べてみる。……ほぼ水。これを美味しそうに食べてくれるわけがない💧二口目、三口目と食べ進めるうちに段々と味に慣れてきたのか、すんなりと食べてくれるようになった。用意したお粥を文句も言わず、しっかり完食してくれた息子にわずかな成長を感じ、初めての離乳食は無事に終わった。

 

 

出産当日②
掃除も一段落した昼過ぎに妻からLINE電話。ビデオ通話になっていたので陣痛で苦しんでいるのだろうと励ましの言葉を考えながら電話にでた。画面を開くと妻の横に赤ん坊が映っている。赤ちゃん!! こんなに早く生まれるとは予想していなかったので、びっくり仰天。3秒くらい固まった。赤ちゃんはよく見かけるガッツ石松顔ではなく、目鼻立ちが整ったイケメンだった(早くも親バカ)。よく眠っていて、小さくて可愛らしい。お腹にいるときにはあまり実感がわかなかったが、小さな我が子を見ていると、自分は親になったんだ! 子育て頑張らねば! と身が引き締まる思いになった💪

 

 

2021年11月
出産前夜
出産前日の深夜、妻が数分おきに腹痛で苦しみだした。予定日は12月頭のため、かかりつけの産婦人科に電話して対応を聞くことに。看護師から前駆陣痛(陣痛の前段階)だから朝まで様子をみましょうと言われ、自宅で待機することになった。
苦しんでいる妻の様子を見て、今夜は寝ずに付き添おうと決意。次の痛みの波がくるまでの数分間、目を瞑っていることにした。……一瞬、意識が遠のく感覚がした。あれ?何!? 目を開けたら朝になっていた。妻にこのことを責められていないので、たぶん怒っていないと思う😅

 

<<最近の日記