労働総研クォータリー
2022年夏季号No.124
労働運動総合研究所 編
本号の特集は、コロナ禍における雇用と働き方の変貌と政策・運動の課題について、労働総研・雇用問題研究会の研究成果を取りまとめた後編である(前編はNo.122に掲載)。
コロナ禍により、これまで限定的であった個人事業主(フリーランス)のような働き方・働かせ方が広がりをみせている。その背後にあるのは、伍賀論文で述べられているように雇用労働者の労働環境の悪化である。低賃金やハラスメントが横行するストレスフルな職場が蔓延した結果、雇用されて働くことへの忌避を高め、雇用によらない働き方の選択を促進させている。けっして一部の問題ではないことを肝に銘じておかねばならない。
判型・頁数 | B5判・80ページ |
定価 | 1320円(税込) |
ISBN | 9978-4-7807-1893-5 C0336 |
出版年月日 | 2022年11月10日 |
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