ポストヒューマン時代が問う人間存在の揺らぎ
総合人間学17
総合人間学会 編
AI技術の世界的な進行のなか、前16号は、人新生とAIの時代における人間と社会を問いました。続く今17号では、「ポストヒューマン時代が問う人間存在の揺らぎ」をテーマに、6つの論考を収載。
「巻頭の俯瞰的な論考に続き、<ヒューマニズム>そのものへの問いかけ、<人間を超える>という欲求が歴史的に繰り返されることの今日的な意味、そしてAIアートの創造性への問いが続く。それを受けた2つの論考が、新しい生命~子どもがこの時代に学び成長することの意味について人間学的な考察を述べている(はじめに)より」
はじめに
●ヒトの過去・現在・未来
――ポストヒューマンを総合人間学から考える………古沢広祐
●「ポストヒューマン時代」と「ヒューマニズム」の亡霊
「ポストモダン」/「反ヒューマニズム」状況下における「自己決定する主体」の物語について……上柿宗英
●QVID TVM(次はなんだ?)
――「人間を超える」という人間の根源的な欲求について‥‥‥久木田水生
●生成AI(Generative AI)による画像生成は新しい美的ジャンルの創出か? 木村武史
●デジタル社会に生きる子どもたち…‥‥中村俊
●「学ぶ」意志を支えるもの
――道具の使用と意志に呼応する他社という視点から‥‥‥松崎良美
おわりに
判型・頁数 | A5判並製・160頁 |
定価 | 1600円(税込) |
ISBN | 978-4-7807-2243-7 |
出版年月日 | 2023年6月8日 |
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