北斎夢枕草紙
娘お栄との最晩年
三日木 人
この世は夢か、幻か。
夢幻ならば、ただ狂え。
一途に狂って、
おのが道を突っ走れ。
画狂人北斎。その画業三昧の浮世離れした生涯を、娘として、女絵師として支えたお栄。貧窮にあえぎながらも、絵筆一本で時代をまっすぐに突っ切った二人の生の人間像が、赤裸々な魂の叫びが、今、鮮烈によみがえる。
三日木 人(みかぎ じん)=1950年生まれ。学卒後、コピーライター、編集ライターとして活動し、編集制作会社を主宰。還暦を迎えたころ、思うところあり、30年間経営してきた会社を畳み、歴史小説作家としての執筆活動に入る。
判型・頁数 | 四六判・250頁 |
定価 | 本体1700円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1651-1 |
出版年月日 | 2017年10月 |
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