ガジュマルの樹の下で
野里 征彦
風化させてはならない。16歳の陸軍少年兵はだれのために戦ったのか。何のために戦ったのか。沖縄戦を問い、今を見つめる渾身の長編小説。
第1章 シラー「鐘によせる歌」(詩)
第2章 シェイクスピアの六つの作品
第3章 ダニエル・デフォー『ロビンソン・クルーソ』
第4章 ハイネ「ハインリヒ」(詩)
第5章 セルバンテス『ドン・キホーテ』
第6章 ディケンズ『オリヴァ・ツウィスト』
第7章 ダンテ『神曲』
野里 征彦(のざと いくひこ)=1944年生まれ。陸前高田市出身、大船渡市在住。映画少年から水産会社勤務、政党専従などを経て作家活動に。民主主義文学会会員。著書に『罹災の光景 三陸住民震災日誌』、『こつなぎ物語 1〜3部』、『渚でスローワルツを』など。
判型・頁数 | 四六判・296頁 |
定価 | 本体1800円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1608-5 |
出版年月日 | 2017年3月 |
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