ホーム刊行書目録 > おらほのふぐすま 浜通り発ときどき中通り 

おらほのふぐすま 

浜通り発ときどき中通り

鈴木 渉

著者は2013年の東日本大震災により被災地の中心となった福島へ、自宅のある埼玉県から10年間通いつめ、苦難をのり越えて立ち上がる県民に向き合った。
原発事故により放射性物質の汚染地帯となったため、多くのメディアから「フクシマ」と呼ばれることとなり、地元で生活している人々はマイナスイメージを押し付けられた格好になってしまった。人々を元気づけるためにも、生活者の日常に寄り添い撮り続けた。

 

まえがき
1. 海幸を呼ぶ
2. 海洋調査
3. さかなのば
4. 海岸線
5. 市川さん
6. 仮設住宅
7. 桃の里
8. ふるさとの祭り
9. Nobyさん
10. 花よ咲け
11. 物語をつたえる
12. 命の大切さ
13. 交流の場
14. 結の稲刈り
15. 子どもたち
16. 夜明け前
福島県取材地略図
寄稿文
あとがき


著書略歴
写真家。1952年埼玉県生まれ。ふるさとの宝ものプロジェクト代表。埼玉県立狭山工業高校卒業後、(株)安川電機に42年間勤務。仕事をつづけながら現代写真研究所にて報道写真を学ぶ。写真家・小松健一氏に師事。山村風土、民族芸能、都会風景を通して本当の豊かさとは何かを問い続けてきた。2013年より福島県の取材を開始しSNSで発信を続けている。東京、大阪、埼玉、札幌、福島のほか全国で写真展多数開催。ユニセフマンスリーサポート20年。

 

判型・頁数 B5変形判上製・111頁
定価 2500円(税込)
ISBN 978-4-7807-2252-9
出版年月日 2023年11月4日

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