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近代的「知」のあり方を問い直す
──授けられる「科学」/「学習」時代に、「学び」はどう対峙する?

総合人間学18

総合人間学会 編

2023年に開催された「近代的「知」のあり方を問い直す――授けられる「科学」/「学習」時代に、「学び」はどう対峙する?」のシンポジウムおよびパネルディスカッションは以上の問いにこたえるべく企画された。本誌に寄稿された論考は、当日の議論を改めて整理し、深めたものである。私たちにとっての「学び」や「知」はどのような形をしているのか――読者の皆さんと問うていく一つの機会となり得たら幸いである。

 

はじめに
総合人間学会シンポジウム特別講演 近代知を unlearn する/野家啓一
妊娠・出産・子育てをめぐる「知」のあり方を考える─どこで、誰から、どのように学ぶのか/松本亜紀
「アイヌ文化学習」をめぐる現代的課題─「セトラー・コロニアリズム」と「アンラーン」の視点から─/岡 健吾
知と教育は、誰(のため)のものか?─Learner Directed 教育と当事者研究/朝倉景樹
近代知の支配性とその変革地平:総合人間学からの展望 The Dominance of Modern Knowledge and Horizons of Change: A Synthetic Anthropological Analysis/楊 逸帆
おわりに

 

判型・頁数 A5判並製・136頁
定価 1600円(税込)
ISBN 978-4-7807-2260-4
出版年月日 2024年6月6日

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