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理科教室

2020年8月号

科学教育研究協議会 編

特集:3.11から9年、放射線・原子力をどう扱うべきか

3.11から丸9年たち、東京オリンピック・パラリンピックを誘致するとき、福島の現状は「アンダーコントロールである」かのような宣伝がなされ、原発再稼働の動きも時間がたつにつれて活発になっています。このような状況の中で、学校現場でも放射線教育の重要度が下がり教員の意識も下がりつつあると感じます。様々な授業者の立場の中で、何をいかに教えていくのかを、さらに深めて、取り組んでいく必要があると強く思います。

主張 放射線・原子力教育は何を目標とすべきなのか/鈴木 健夫
1 福島および日本の原発・放射線の現状/松久保 肇
2 放射線の授業で大切にしていること/佐藤 利夫
3 放射線副読本(平成30年9月 文部科学省)について考える/篠崎 勇
4 「原子核と放射線の授業」(高校 物理基礎)/町田 智朗
5 義務教育までは生物学習の観点を重視/瀬田 裕司
6 小学校における放射線教育の例/平田 幸憲

判型・頁数 B5判・96頁
定価 本体909円+税
ISBN 978-4-7807-1552-1
出版年月日 2020年8月1日

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