日本の科学者
2020年8月号
日本科学者会議 編
足尾銅山鉱毒事件と水俣病事件にある共通点、そしてそれが東京電力福島原発事故に類似性を持つことを指摘する。足尾銅山鉱毒事件の被害を訴え続けた田中正造の闘い方も振り返りながら、戦後も続いた鉱毒被害の知られざる側面を明らかにすべく企画されたものである。
まえがき/高際澄雄 言葉の玉手箱/高際澄雄 足尾銅山鉱毒問題の現状と東京電力福島原発事件──「デンキ開ケテ世見暗夜となれり」田中正造100年後の警鐘/菅井益郎 今も古河と対峙し追及──渡良瀬川鉱毒根絶太田期成同盟会の闘争/板橋明・坂原辰男 鉱毒悲歌の制作,そして今/谷博之・高際澄雄 ・谷中村民の苦しみ──利根川の東遷とヨシ刈り事件/高際澄雄 当たり前と信じたことやり続けた人 田中正造/赤上剛
判型・頁数 | B5判・56ページ |
定価 | 本体727円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1362-6 |
出版年月日 | 2020年8月1日 |
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