日本の科学者
2020年4月号
日本科学者会議 編
2019年2月のハノイ米朝首脳会談での事実上の「決裂」、最悪の日韓関係。安倍政権は沖縄県民の明瞭な意志を無視して、沖縄県辺野古の新基地建設を進めている。こうしたときに、東アジアをめぐる状況をどのように捉え、どのような展望を持って朝鮮半島および日本を含む東アジアの非核化をすすめて平和を構築していくのかを考える科学者集会「九州・沖縄から東アジアの平和をいかに構築するか」を、2019年7月に福岡県春日市で開催した。本号では、集会で講演した5名の方々に、最新情報に基づく論文を寄稿していただいた。
まえがき/三好永作
言葉の玉手箱/三好永作
東アジアにおける平和の条件/石川捷治
北東アジア非核兵器地帯に向けて──この機会を逃すな/鈴木達治郎
朝鮮半島の非核平和プロセスにおける現在的争点と課題──韓国市民社会の視点から/李俊揆
「辺野古新基地反対」の沖縄県民の意思がもたらすもの/亀山統一
新田原基地爆音訴訟──自衛隊基地単体での初めての基地訴訟の意義/西田隆二
判型・頁数 | B5判・56ページ |
定価 | 本体727円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1358-9 |
出版年月日 | 2020年4月1日 |
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