水はいのちの源
水の「大切さ・不思議さ・美しさ」を考える
山下 詔康
汚染、干ばつ、洪水……水の異常が近年とみにめだつ。
いったい何が起きているのか。
水といのちの関係を重視し、水の科学と歴史、暮らしや環境を視野に多面的に分析した好著。
第Ⅰ部 水は「万物を潤す」──原始から現代へ 地球「水惑星」の「科学と文明」
第Ⅱ部 水は自由自在「大きく小さく」「強固で柔軟」 ──水の探究「マクロとミクロ」
第Ⅲ部 「生命の水」「草木と食べもの」──「緑の自然」「米・稲・水田」は「日本の宝」
山下 詔康（やましたあきやす）＝1936年、岡山県北部の農山村に生まれ育つ。県立津山高校卒業。1959年、京都大学理学部物理学科卒業。1961年、同大学院修士課程修了。電電公社電気通信研究所入所。半導体物性の研究で、理学博士。1996年、NTT基礎研究所退職後、数年間、湘南工科大学非常勤講師。現在は日本物理学会、応用物理学会、日本科学者会議の各会員、また環境・環境教育研究会に参加。
| 判型・頁数 | A5判並製・366頁 |
| 定価 | 3000円（税込） |
| ISBN | 978-4-7807-1820-1 |
| 出版年月日 | 2021年7月21日 |
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