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応能負担で暮らしと社会保障の拡充を

崩壊するアベノミクスをどう乗り越えられるか

日野 秀逸

目的を同じくする人びとが手を結んで自発的・自覚的に活動する協同と、地域社会全体に関わる業務を公平に進める共同の力とに依拠して、孤立・競争から連帯の社会へ転換させましょう。個人の尊厳と立憲主義と平和を基盤にした市民と野党の共闘を進めましょう。これが「日本と世界の未来」に続く大道と考えます。

Ⅰ 世界と日本の新たな構図
Ⅱ 日米同盟強化のもとで「経済大国」「軍事大国」を目指す安倍政治
Ⅲ 「社会保障を良くするためには消費税率引上げが必要」という政府のウソ
Ⅳ 日本の税はなぜ重いのか
Ⅴ 社会保障に関わる財界戦略
Ⅵ 応能負担が社会保障を含む税制の原則
Ⅶ アベノミクスの崩壊
Ⅷ 労働者側・庶民側の「共同・共闘意識」の変化

日野 秀逸(ひの しゅういつ)=1945年宮城県生まれ。医師、医学博士、経済学博士。東北大学医学部卒業、代々木病院内科、大阪大学医学部助手、国立公衆衛生院衛生行政室長、都立大学人文学部社会福祉専攻教授を経て、1997年より東北大学大学院経済学研究科教授、研究科長・学部長(2005年〜2008年)。著書に、『憲法がめざす幸せの条件―9条、25条と13条』)新日本出版社、2010年)、『「被災者目線」の復興論――東北の生活現場から考える』(新日本出版社、2011年)、『憲法を生かす社会保障へ――「いのち」への警鐘』(新日本出版社、2013年)、『「私らしく生きる自由」と憲法・社会保障』(新日本出版社、2017年)、『TPPで日本の医療はどうなる、共済の問題にも触れて』(中小商工業研究、2017年)など。

判型・頁数 A5判・64頁
定価 本体600円+税
ISBN 978-4-7807-1648-1
出版年月日 2017年9月29日

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